不倫は、夫婦2人と不倫相手となる3人が関与します。
ここで体裁となるのは離婚をはじめ、慰謝料請求ではないでしょうか。
決して、お金で解決できる話しではありません。しかし、慰謝料なしでは不倫された側としては不甲斐ないでしょう。
この記事では慰謝料請求に応じるべきなのかについて解説しています。
ぜひ、最後まで読み進めてください。
肉体関係なし
不倫相手と肉体関係がなかったにも関わらず、慰謝料請求されてしまうこともあります。
腑に落ちないと思うかもしれませんが、不倫された側も腑に落ちないでしょう。
ただ単に、一緒に食事をしただけ、頻繁にLINEをしていただけなら相手方の結婚生活における破綻に影響は少ないと考えられます。
慰謝料を支払わなくても良い可能性は高いでしょう。
ただし、肉体関係がなくても不倫だという夫婦間の相違から揉め事になり、夫婦関係を破綻させてしまうこともあります。
慰謝料請求については、不倫に関わる3人には少なからず影響するので、弁護士に相談しましょう。
無視できるか
不倫の慰謝料を請求されても納得できるワケもなく、無視することも考えてしまう可能性もあります。
慰謝料請求を無視すると、相手が裁判を起こす可能性も捨てきれません。
加えて、無視していたことをどのように解釈されるかがわかりません。
なかには、やましいことだと思っているから無視していると思う人もいますし、不倫を反省していないなどと思われてしまうこともあります。
慰謝料請求してきた相手と話し合いを拒むなら、弁護士に交渉してもらいましょう。
既婚者だと知らなかった
不倫相手が既婚者であることを知らなかった場合、慰謝料請求に応じるべきでしょうか。
不倫相手が独身だと嘘をついていた場合には原則、支払う義務なしです。
しかし、相手が結婚していることを話していたり、それに気づくことができていたら慰謝料を支払うことになります。
不倫は世間的に批判を受ける行動です。周りを悲しませるだけです。
慰謝料請求により財産を失うこともあれば、職を失う可能性もあります。
誰も得をすることはありません。慰謝料請求により支払い義務があるかどうかは、弁護士に相談してみると解決できます。